はじめまして、Will(ウィル)と申します。
私は、2014年の会計士試験に合格し、受験時代の経験や勉強方法にについて、ブログという形で共有できたらと思い、記事を公開しています。
また社会人経験がある中で、会社を退職して受験専念していますので、そのような観点からも書いております。
自己紹介(経歴)
まずは自己紹介から。
慶應義塾大学卒。
新卒で東証一部上場企業の情報システム部門で社内SEとして勤務。
その後退職し、アルバイトしながら会計士試験を受験。
2013年 短答合格
2014年 論文合格
2015年 大手監査法人(IT統制監査および会計監査に従事)
2019年以降、IT統制を中心に監査およびアドバイザリーに従事(中小監査法人及びアドバイザリー)
実は試験合格直後に、はてなブログ(現在は閉鎖)の方で記事を公開していましたが、その時の内容を改めてブラッシュアップして、より普遍的にお役に立てるような内容にしました。
私自身も受験時代、他の方のブログを非常に参考にさせていただきましたし、また励みにもなりました。
なので、少しでもそういう人の力になれたらと思い、まとめてみました。
私を合格者の1つのサンプルとして、もし参考にできる点があれば、参考にしていただけると嬉しいです。
合格時の成績
会計士試験の合格時の私の成績を載せておきます。
短答式試験
(2013年12月 短答試験の成績)
企業法:76(←意外に間違えた、ガッカリ…)
監査論:88(←カンタンだったからもう少し欲しかった)
管理会計:81(←私の爆弾科目)
財務会計:140(←財表ミスった…)
総合 77% (←結果オーライ)
(ボーダー70%)
論文式試験
(2014年8月 論文試験の成績)
会計学:55.41(523位)(←財務は良かったんですよ…でも管理が… )
監査論:64.95(35位)(←最後まで実力通り出せました)
企業法:53.45(742位)(←皆さんできたんだね…)
租税法:52.55(934位)(←足切りに怯えるもなんとか踏ん張る)
経営学:55.25(585位)(←費やした勉強時間が最も本試験で裏切られた科目)
総合 56.06(393位)(←財務・監査で稼いで他は平均、戦略通り)
(ボーダー52)
勉強法記事のコンセプト
会計士試験に関する記事の内容については、以下のようなものを記載しています。
今後は、受験勉強に限らず、より記事の内容の幅を広げていこうと考えています。
①勉強の総論的な内容
②科目ごとの勉強方法
③就職活動・転職活動について
④勉強に関するその他のテーマ(暗記と理解、メンタル、精神面の管理についてetc)
⑤会計士受験をこれから考えている人へ
まず、私は予備校の教材を使用して勉強しており、いわゆる市販の教材を使用しての「独学」は行っていませんので、その点はご了承ください。
また、記事には、一部例外を除き、特定の予備校の名前を出さずに、教材や答練についても、一般的な呼称を使って書いています。
これは、私自身、予備校を複数経験しており、最後は科目ごとに予備校を変えていたためであり、
同時に、基本的に有名どころの予備校であれば、正しい勉強法で行えば、差はそれほどない、という理念に基づいているためです。
私の合格のタイミングから時間が経っても、普遍的に役立つような記事を書くことを意識しました。
さらに、勉強法をまとめるにあたっては、「勉強の常識」を疑ってみるということ、本当に成果を出せる勉強をするために必要なことを本音ベースで書くことを試みました。
よく予備校で耳にするような、万人の最大公約数的な勉強方法ではなく、私自身が苦労した経験をもとに、本当に会計士試験の難しい部分に向き合えるような記事にしたいと思い書いています。
ですので、おそらく、とても優秀な方、勉強方法になんの問題も抱えていない方からすれば、少し違うな、と思われる内容もあるかもしれません。
ただ、本来、勉強とは個々人の個性によって異なってくるもの。
そういうものであるという前提のもとで、お付き合いいただければ幸いです。
基本的な勉強スキルについて
私の学習における基本となる考え方、スキルは下記の記事にまとめていますので、ご参照ください。
科目別の勉強法まとめ
科目別の記事はこちらをご参照ください。
私の特徴は、論文は1回で仕留めましたが、短答突破に非常に苦労し受験が長期化してしまった点です。
正直、受験中はいろいろな私生活の困難にも直面し、受験を諦めようかと思ったほど、精神的に追い込まれました。影響は体にも出てしまいました。
その時の話はここにも載せていますので、興味あれば。
今では、よい経験になったと思っています…皆さまの何かのお役に立てれば幸いです。